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パッションチェンジの利用法とメリットデメリット

  • 公開日:2019.08.16 / 更新日:2019.12.09


『パッションチェンジ』は『エクストラパッション』というアイテムを使うことでカードをチェンジできるシステムです。

本来のチェンジは同名カードを2枚重ねることで行いますが、パッションチェンジを利用すればカード1枚あればチェンジできます。ただし、パッションチェンジしたチェンジ後カードは「ギフト不可」という制限が付与されます。

システムの特徴をまとめると、

  • エクストラパッションを集める必要がある
  • カード1枚あればチェンジできる
  • パッションチェンジしたカードはギフト不可

たったこの3つです。

しかし、他のシステムと絡むことで、利用法やメリットデメリットがいくつか生じます。

所持上限のある無償エクストラパッションRの使い時や、デメリットを考慮しても利用するメリットがあるのか、悩ましいところですので情報を整理しました。

目次

  • パッションチェンジ基本情報
    -基本事項
    -エクストラパッション所持上限
    -エクストラパッション必要個数
  • -パッションチェンジの利用法
    -利用法1:編成値14以上SR+デッキ完成を早める
    -利用法2:イベント特効カードを量産する
    -利用法3:トレードで出回っていない入手困難カードに使う
  • メリットとデメリット
    -メリット
    -デメリット
  • 実際の利用法の紹介
  • まとめ

パッションチェンジ基本情報

基本事項
  • エクストラパッションを必要個数集めてレアリティRまたはレアリティSRのカード1枚に使用するとチェンジ!できる
  • チェンジ!したカードはチェンジ前カードのステータスを引き継ぐ
  • 通常チェンジのMMと同じ状態にしたい場合は、チェンジ前カードを信頼度MAXかつレベルMAXにする必要がある
  • パッションチェンジでチェンジ!したカードはギフト不可、手放す方法は『移籍』のみ、ギフトキャンセルもできない
  • 『エクストラパッションR(無償)』の入手方法は主にイベント参加のランキング報酬

所持エクストラパッション数と必要個数は、上部メニュー > レッスンチェンジ >パッションチェンジタブ から確認できます。

エクストラパッション所持上限
  • エクストラパッションSR:制限なし
  • エクストラパッションR(有償):制限なし
  • エクストラパッションR(無償):100個まで

エクストラパッションRを使用する時は有償分から消費される。

エクストラパッション必要個数

カード1枚あたり以下の個数が必要。

  • SRカード:エクストラパッションSR×3個、またはエクストラパッションR×100個
  • Rカード:エクストラパッションR×10個

『エクストラパッションSR』ではRカードをチェンジ!することはできない。

パッションチェンジの利用法

利用法1:編成値14以上SR+デッキ完成を早める

イベント上位報酬SR1枚取りは、初心者かつ無課金でも恒常SR+デッキを作ったりアイテムを貯めていれば可能です。取得した1枚をパッションチェンジしていけば、編成値14以上SR+デッキ完成はパッションチェンジ実装前よりはるかに早くできます。

戦えるデッキが早く完成すれば2枚取りにも挑戦していきやすい。1枚取りも恒常SR+デッキよりバー消費を抑えられる。走る時以外も、平時のイベント参加が高いポイント報酬を目標にできますし、昼ライブ育成のバー集めもしやすい。バー消費の面でも、バー集めの面でも有利になります。

◆補足
2019年8月現在、編成値の最大は16、一段階下が14。編成値16の実装カードはガシャSRのみで、編成値16SR+デッキ完成は課金面でも時間面でも難しいです。そのため実戦使用デッキ完成の速度を重視し『編成値14以上SR+』と称しています。デメリットでも後述しますが、編成値16SR+カードは戦力的にしばらくデッキから抜けることはなさそうなので長期的に考えると、パッションチェンジは編成値16SRカードに使用すると無駄が少ないでしょう。

また、デッキ完成速度向上は初心者だけでなく、すでに編成値14以上SR+デッキを持っている人にとっても有用です。ライブプロデュース形式はメディア層の偏りとデッキVoDaViの偏りを合わせることで興行成績を高めることができます(イベントヘルプに書いてある通りだと)。

デッキVoDaViの興行成績(≒獲得pt)への影響力によってはわざわざ揃える必要も無いかもしれませんが、デッキVoDaViの偏りはライブ後のプロデュース評価、つまりボーナスタイム発生しやすさへは影響力が高いです。

ボーナスタイム発生をデッキ切り替えによりほぼ能動的にコントロールできると、オーディションバトル成功によるメディア層偏りをあまり考慮しなくて良くなる。所持チケット枚数が少ないとオーディションバトル成功で年齢層メディア層が偏りやすいので、所持チケット全消費した後にどのメディア層の特大がきてもメディア層に合わせたデッキに切り替えられます。

◆補足
ライプロのディア層の偏りとデッキVoDaViの偏りは消費チケット枚数入力後の『予想発揮値』に加算されてるのではないかと考えているんですが(同じ年齢層%で同じデッキなのに100枚チケット消費しててメディア層%だけが変動したら予想発揮値も変動したから)、最終的な発揮値(=獲得pt)への影響力は微々たるものじゃないかなと思っています。具体例を出すと大アップ特技1回発動すれば吹き飛ぶ程度ではないかと。予想発揮値の算出方法を分かってないので、ほんの少しの参考程度にしてください。

利用法2:イベント特効カードを量産する

イベント特効が付与されるステータス倍数カードの恩恵をさらに大きくする利用法です。デッキ発揮値を上げることでビンゴ・ライブ・チムイベはバー消費を抑え、ライプロは獲得ptを増やすことができます。

少ない手持ちのチェンジ前ガシャカード枚数でも、パッションチェンジを利用すればガシャR+やガシャSR+量産することができます。

ガシャカードに使用する際の注意点は『ガシャRとガシャSRのどちらをチェンジさせるのか』ということです。ガシャR+は特技の『特定のステータス中アップ』や、ステータスの低さがネックで場合によっては発揮値をあまり上げられない可能性があります。ガシャRを何枚もチェンジさせるより、ガシャSRを1枚チェンジさせるほうが戦力になる…なんてこともあります。チェンジ前にwikiなどで同アイドルの同編成値カードの最大値ステータスを確認して、どのカードをチェンジさせると最大の効果を得られるのか比較検討しましょう。

また、場合によってはガシャカードでは無くポイント報酬Rカードに使用しても良いです。ポイント報酬Rカードはチェンジ後特効2倍になっても、14コストSR+の総合力を越えません。どちらかというと14コストSR+デッキを組めていない人向けのカードです。

しかし、イベント特効と誕生日特効が重なると合計特効4倍になる可能性があります。

実際あった特例が2019年バレンタインイベントのポイント報酬R『【バレンタイン2019】姫野かのん』。イベント期間2月8日~2月15日に姫野かのん誕生日2月10日が含まれていました。誕生日当日のみ『【バレンタイン2019】姫野かのん』は誕生日特効2倍以降、チェンジ後カードは特効4倍になりました。

◆【バレンタイン2019】姫野かのん:ステータス
通常 Vocal:5307、Dance:4130、Visual:8298、総合力:17735
2倍 Vocal:10614、Dance:8260、Visual:16596、総合力:35470
4倍 Vocal:21228、Dance:16520、Visual:33192、総合力:70940

◆参考
編成値14上位SR+ 総合力39956~39958
編成値16ガシャSR+ 総合力45660

4倍ステータスは編成値14どころか編成値16を軽く超えます。通常ステータスからの理論値なので実測値とは差があるかもしれないがそれも微々たる差。
(バレンタインライブ期間中に自分の誕生日だったからかのんくん張り切ったんだろうなと考えると微笑ましい)

ポイント報酬Rカードはイベント中3枚しか取得できません。本来ならチェンジ後は1枚しか手に入らないところを、パッションチェンジを使えば3枚ともチェンジできます。

この利用法の場合、①誕生日がイベント日程と被っている、②イベントに誕生日のアイドルが参加している、③イベント特効が有効なイベント形式(=マラソン形式以外)である、この三つの条件がそろっていないと利用できません。

特にイベント日程の事前判断は難しいです。イベント日程はスカウトメダル更新日で事前に分かるケースもありますが、イレギュラーな事案が無いとも言えない以上、イベントが始まってみないと正確にはわかりません。イベント期間限定おみやでイベント開始数時間前に終了日時は分かりますが、イベント開始当日ではエクストラパッションRの個数を揃えることは難しい。

◆参考
カード1枚あたりのエクストラパッションの必要個数
SRカード:エクストラパッションSR×3個、またはエクストラパッションR×100個
Rカード:エクストラパッションR×10個

つまり、この利用法では普段から無償エクストラパッションRを集めて保存しておく必要があります。

利用法3:トレードで出回っていない入手困難カードに使う

過去イベントのカードは復刻ガシャを回す以外にも、トレードでも入手できます。しかし、以下のようなカード群はトレードでの出回りが少ないケースもあり、ほしくても中々手に入りづらいです。

  • 初期に配布されたカード
  • 復刻がきていないカード
  • 復刻があったがかなり以前に復刻されたカード
  • 配布枚数が少ないカード(ガシャSRなど)

ギフト機能を利用したトレードをすれば過去のカードが手に入ることはモバエムの利点ですが、上位報酬にしろガシャ産にしろ配布カード枚数が有限な以上、取得が容易ではないカードはどうしても出てきます。しかもカードのレアリティに関係なくあり得ることです。ガシャRの中には『求)』でしか見かけないカードもあります。

チェンジさせるために出回りが少ないカードを2枚手に入れるのは、カードを探すのも、トレード用のアイテムやカードを用意するのも苦労します。そんな入手困難カードもパッションチェンジを使えば、チェンジ前を1枚手に入れればチェンジさせることができます。

注意点としては、SRだと『【オフショット】シリーズ』と『編成値12』のカードは後々デッキに入らなくなることです。

オフショットは編成値14ですが、上位報酬・ガシャ産の編成値14カードに比べてステータスが低いです。特技も『特定属性の特定ステータス2つを中アップ』なので、上位報酬・ガシャ産の『特定のステータス1つを大アップ』より発動時の効果が低いです。編成値12カードも編成値14カードよりステータスが低い。

最終的に編成値14以上SR+デッキが完成すれば、ステータスでも特技でもユニット編成に入ることは無くなります。パッションチェンジして手元にずっと置き続けることになると、観賞用として割り切るか誕生日特効で利用するしかありません。誕生日特効も同じアイドルの編成値14以上SR+カードがあればそちらが優先されてしまいます。

編成値14SRカードをパッションチェンジする利用法は、編成値14以上SR+デッキ完成という最終目標があるためデッキ落ちの心配はあまりないでしょう。火力が出るのはアイドル単独デッキですが、ライプロ形式ではステータス特化が別のカードを持つ利点があり、複数アイドルの14以上SR+を所持していても使う機会はあります。

特効カードをパッションチェンジする利用法は瞬間火力を求めているので、イベント終了後もデッキに入ることは考慮しない使い方です。

そもそもカードを所持する理由は、大きく分けると観賞用またはデッキ利用のどちらかだと思います。ユニット編成に入らないカードにパッションチェンジを使うということは前者の目的のみで利用するということになります。

メリットとデメリット

メリット
  • もう1枚手に入れるためのトレード用ゼリーや交換カードの節約になる
  • もう1枚手に入れる手間が省ける
  • 即戦力を得ることでバー節約になる
デメリット
  • ステータス不足によりデッキ落ちしても手放せない
  • ゼリーバーが即時必要な時にトレード出せない
  • アルバム埋め用・特効用デッキの貸出ができない

メリット・デメリットはまとめるとこれくらいでしょうか。

ギフト不可というだけで複数のデメリットが生じます。イベント予告が来てイベントを走るためのアイテムが足りない!となっても、走行用の最低限デッキを残し、他のカードをゼリーバーとのトレードに出す…ということができません。

アルバム埋めと特効用デッキのように貸出する機会はあまり無い…ように見えて実はそうでもなかったりします。

トレード募集に「アルバム埋め必須」という条件を付けている人をたまに見かけます。アルバム埋め協力してくれれば求ゼリーをちょっと少なくしますよ、という条件をつけている人もいますね。イベントフルボイス化により後から限定ボイスが付くケースもあるため、アルバム埋めの需要が以前より増えたように感じます。

誕生日特効用デッキの貸出はマイコメントで募集している方を時々見かけます。デッキ貸出は誕生日特効だけでなく、イベント特効ガシャSR+カードと相性が良いカードをデッキに組み込むと火力が出る場面でも必要とされます。

逆に言えば、パッションチェンジではない通常通り2枚重ねてチェンジしたカードは「ギフト可能」というアドバンテージがあるということです。

「パッションチェンジする」ということは、「ギフト可能」という有利性を取らず、あえてパッションチェンジのメリットを取得選択していることになるでしょう。

実際の利用法の紹介

いくつか利用法とメリットデメリットあるけど、じゃあ実際プレイ中にどうやって使ってるの?というのは気になるところだと思いますので、私の利用例を紹介します。

まず、普段パッションチェンジはほとんど使いません。特効カード量産が必要になった時のために、無償エクストラパッションRを貯めておきたいからです。

所持上限100個を持っていて、イベント終了後に配布される分を受け取ると上限以上が破棄される場面でも慌てて使ったりしません。

理由としては、

  • 編成値14以上SR+デッキを持っている
  • チェンジ前後含めRカードはほしいカードがほぼ手元にある
  • エクストラパッションR取得目的でイベント参加していない(Pエンブレム目的)
  • カード所有欲があまり無い

こんな感じです。

普段使いのデッキ火力は足りているので、特効カードの瞬間火力以外の利用はあまり考えていないです。といっても特効カードにパッションチェンジを使ったことはまだありませんが。

今までパッションチェンジを使った場面は2回。1回目は実装すぐにどんな使用感なんだろうと思ってそこそこ手に入りづらいガシャRに使いました。1枚だけですけど。

2回目は編成値16のガシャSRカードに使いました。編成値16SRカードは何枚も取得するのが困難、かつデッキに入り続けるとなると利用する価値があるかな~と思って使いました。ただ、編成値16のカードを全部パッションチェンジしているわけでは無いです。チェンジ前が好きであえてチェンジさせてないカードもあります。

とはいえ、ほとんどパッションチェンジは使用していません。「ギフト不可」というデメリットが私にとっては大きすぎるからです。

所有欲があまり無いので、効率的にはデッキ用のカードさえあれば観賞用は必要無いしな~と考えていて。好きなアイドルのカードは観賞用に手元にほしいけど、そのアイドルのカードで特に好きなカードが1枚あれば良いかなって。「どちらかというと好き」程度だとカード固有台詞を見るために観賞用に持ってても、あきるというか…デッキに入らないしもっと好きなカード持ってるしで持て余してしまいます。

  • 好きなカードでも別に私が持っている必要は無い
  • ほしい人がいるならその人の手に渡ってほしい
  • 好きなイラストのカードはどんどんアルバム埋めしてほしい
  • 自分が使わない時は特効用デッキで使ってもらって活躍させたい

とも思っている私にとって、パッションチェンジすると他人に渡すことができないというのは大きなデメリットです。

カードを所有していないとカード台詞は見れませんが、一度手にすればスクショで保存できます。限定ボイスもアルバム埋めできていればアイドルファイルから聞けます。継続的に所持する必要があまりない。

そのため観賞用にほしいカードはなるべくチェンジ後を探すようにしています。チェンジ後のトレードレートは、チェンジ前2枚集めるより少ないことが多いです。自力チェンジにこだわらないならチェンジ後を探したほうがゼリーバーが少なく済みます。そうして手に入れたカードはアルバム埋めしてカード台詞を堪能して、手に余るようになったら手放します。

編成値14以上SR+デッキが出来ていてカードを観賞用にずっと手元に残す気があまり無いと特効カード量産が主目的になるので、こんな感じの利用法になります。

まとめ

パッションチェンジは一度使うと後戻りできません。

使った時の「ああ、もうこのカードは手元に残り続けるしかないんだな…」という謎の取り返しがつかない感。あると思います。

アイテム系は使ってしまってもまた手に入る機会はありますが、カードはそうはいきません。特にSRに使用する際は目的をはっきりさせてから使ったほうが良いでしょう。

エクストラパッション自体は所持上限を超えてもまた取得する機会があります。急いで使わなければいけない事はありません。イベントランキング報酬で100個貯まるまで時間もかかると思うので、それまで使用目的をゆっくり考えましょう。



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